SHOCHU X



私たちが SHOCHU X を愛する理由

伝統と文化の継承、業界の新しい未来の創造

2017年頃から続く、第三次レモンサワーブーム。国民的アーティストグループの愛飲による話題性や、新宿ゴールデン街「OPEN BOOK」や恵比寿「晩酌屋 おじんじょ」などが醸成してきた新しい文化、パンデミックによる家飲み需要の急増など様々な要因によって、今やレモンサワーは日本で一番愛されているお酒といっても過言ではないでしょう。
そんな新しいカルチャーを支える屋台骨である焼酎は、ブームの甲斐もあって若い世代からの支持を獲得しつつあります。しかしその一方で、サワーの文脈にあってはピュアで癖のない、主張の少ないもの[甲類焼酎]が好まれるなど、「影の立役者」としての存在止まりになってしまっているのもまた事実。

こだわりのある人が飲むお酒というと、ワインやウイスキーあるいは日本酒ばかりが注目されがちですが、焼酎も原材料[芋/麦/米/黒糖etc…]や製法、酒蔵ごとの特徴やこだわりによって多様な味が存在するとても奥深い世界。飲み方もロックや水割り、お湯割り、ソーダ割り、お茶割り…と多種多様で、とても自由で楽しいお酒なのです。

今回はそんな焼酎業界に突如現れた新ブランド「SHOCHU X」をご紹介します。彼らは焼酎の文化や伝統を受け継ぎ守りつつも、業界の未来をより良いものにしようと取り組んでいるこだわりと革新の造り手。

サワーももちろん美味しいですが、お酒趣味の新たなステップとして、友人や家族と過ごす特別なひとときの新しいパートナーとして、焼酎そのものを楽しんでみるのはいかがですか。

立ち上げストーリー

焼酎はお手頃な価格で手に入るものが多いことも魅力のひとつ。しかし2020年に創業したばかりのSHOCHU Xが第一弾商品として売り出した「希継奈」は、1本720mlで9,400円という焼酎にしては相当ラグジュアリーなお値段。

そこにはどんな想いやこだわりが込められているのか、代表の橋本さんにお話を伺ってきました。

焼酎の価格に多様性を、「高級」が存在する意味とは

ー 橋本さんと焼酎にはどんなつながりがありましたか

自分はもともと酒蔵や酒屋の息子ではなく、焼酎とは縁もゆかりもありませんでした。焼酎とは、学生時代にふと入ったお店で、なんとなく飲んでみたのが出会いです。
もともと個人的に、焼酎にはちょっと親父臭いイメージがあったのですが、飲んでみるとこんなに美味しいものかと感動したんですよね。そこから焼酎の魅力に惹かれて、焼酎BARでアルバイトをしたり、お酒関連の企業で1年ほど働いたりしていました。

ー その経験が「SHOCHU X」立ち上げのきっかけに?

業界の中で働いていくうちに、焼酎業界の課題と未来を感じたんです。

(洋酒などと比較して)焼酎全体の価格が低め、一升瓶(1.8L)で2000〜4000円程度のものが多いですよね。多くの方にとって親しみやすいものであることはもちろんいいことだと思っています、というのは前提として。

しかしその一方で、本当にこだわって造られた高品質で特に美味しい焼酎でも、他の焼酎と大差ないお手軽価格で売られており、焼酎全体が「安売り」されていると感じました。ワインやウイスキーは1本何万円もする高価格帯の商品が当たり前に存在しているのに、焼酎にはそれがほとんどない。これは業界として大きな課題なのではと。

価格に暗黙の天井:上限があるから、造り手は新しいことにチャレンジしづらい。手間やコストをかけてこだわった商品を造りたくても売る市場がない。これでは業界としてずっと横ばいのままですし、ちょっとしたことで衰退さえしてしまうかもしれない。

私たちがラグジュアリーな焼酎を生み出し提供することで、こういった課題が解決できるのではないか。新しい文化、新しい焼酎業界の未来を作れるのではないかと考え、SHOCHU Xを立ち上げました。

ビジョン

リスクをとった、価値のあるチャレンジ

ー より自由でチャレンジのできる市場を作りたいと

「本当にこだわって手間をかけた、高級で美味しい焼酎が存在する」「少し高いけど、それに見合った味の焼酎がある」という文化を創っていくことが大事だと考えています。

業界で働く中で、全国のいろんな酒造さんが、様々に試行錯誤してより良い商品を造ろうとしていることを知りました。しかし当然、こだわればこだわるだけコストはかかるもの。そのコストに見合う価格で焼酎を売れる市場、文化がない。だから大きなチャレンジはできないし、新しいこともできない。技術はあるのにビジネス的な制約で実現できない。こんなに勿体無いことはないなと。

お客様としても、本当に美味しい焼酎を適切な価格を払ってでも飲みたい人はいるはずですし、プレゼントにふさわしいプレミアムな焼酎があっても良いですよね。
業界が盛り上がることで焼酎に新しい価値や体験が生まれて、それがお客様に還元できたら素晴らしいことだなと思います。

ー 他にも業界への課題感はありますか

あまり知られていませんが、焼酎業界って新規参入が非常に難しいんです。伝統的な業界であると同時に、閉鎖的な側面もあり、新しい取り組みが起きにくい。単独で新しい焼酎を作るのはほぼ不可能で、基本的にはOEMで作ってもらうしかありません。今回の第一弾「希継奈」も、私たち単独ではなくパートナー企業の「ゑびす酒造」さんのご協力を得て開発したものです。

そういった課題を解決するために、伝統的な文化に則りつつ、新しい風を吹き込んでいくことが自分たちの使命だと感じています。既存の酒蔵にできないことに挑戦し、国内外で新しい焼酎のあり方を提案し続けることで、少しずつ業界全体を変えていければいいなと。
業界の新参者、スタートアップ企業だからできる、リスクの大きい、そして価値のあるチャレンジを重ねていきたいですね。

お客様への想い

ー どんな方に商品を届けたいですか

焼酎がもともと好きな方にはもちろん飲んでいただきたいのですが、普段あまり焼酎を飲まない人にこそ、一度試していただきたいです。焼酎は蒸留酒で、ウイスキーやブランデー、テキーラやウォッカと同じ分類に当たります。それらのお酒が好きな人は特に、SHOCHU Xの商品を楽しんでいただけるかと思います。

また、焼酎は日本を代表する蒸留酒として、海外においても認知度を上げていきたいと考えています。Sakeとしての日本酒の成功例もありますので、焼酎も負けずに世界への発信を行っていくつもりです。
国内外を問わず、多くの方に私たちの商品を通じて「焼酎って美味しいんだ」と感じてもらい、その良さが広がっていけばなにより嬉しく思います。

ー 焼酎の新しい未来を創る、その心意気を深く感じました。希継奈に続く第二弾商品も楽しみにしております。お話ありがとうございました。

商品レビュー

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