禱と稔



私たちが 禱と稔 を愛する理由

お米本来の豊かな味わいを楽しめるオーガニック日本酒

ご存じでしたか?日本酒にもオーガニック製品があるんです。福光屋の「禱と稔(いのりとみのり)」は、有機栽培で作ったお米のみを原料として造られた日本酒ブランドです。有機純米酒造りは本当に難しく、10年かけてようやく納得のいくものができたそうです。

しかも、通常の日本酒は造った後すぐに市場に出回るのが一般的ですが、禱と稔は5年ほど熟成されたものが販売されています。これは先代が1950年代にヨーロッパのワイン産地を訪れた際に出会ったワインの熟成文化の影響を受けて造られたものだとか。

味わいは長年のたゆまぬ努力の結晶が、ふわっと花開いたかのような豊かさを感じます。ネーミングは編集工学研究所所長の松岡正剛氏、パッケージデザインはミナ ペルホネン代表でデザイナーの皆川明氏によるもの。お米一粒一粒に宿る心を顔に見立てたラベルに愛らしさを感じます。

文章が長い!と感じるあなたに
・自然の恵みを最大限に活かしたお酒を造るための、米・土・水へのこだわり
・有機純米酒でしか表現できない、独特のコクと旨み
・松岡正剛氏によるネーミングと皆川明氏によるパッケージデザイン

立ち上げストーリー

寛永2年(1625年)、江戸時代から城下町・金沢で鍛え磨かれてきた日本酒

創業以来、品質にとことん拘った酒造りを行ってきた福光屋。戦時〜戦後に続いた米不足により、世の中には金魚酒と呼ばれる薄いお酒や、水で希釈した醸造アルコール(主にサトウキビを原料とし発酵・蒸留させた純度の高いアルコールのこと)などを日本酒に添加して3倍に増量したお酒が多く出回っていたそう。先代はそんな状況を嘆いていたといいます。また、先代は粗悪な造りの日本酒を人々が飲んでいる姿を見て、先々代の時代に造られていた醸造アルコールを使用しない、純米酒の美味しさをもう一度取り戻さなければと使命感を抱いたそう。それらが福光屋の新たな挑戦の始まりでした。

1960年から契約栽培を開始。その後、40年もの歳月を掛け、2001年に全ての日本酒を純米化する「純米蔵宣言」を行いました。更に、自然主義のお米で造るお酒の美味しさをより一層伝えたいと、2006年からは有機栽培米を使用した純米酒造りに取り組んできました。そこから10年、試行錯誤の末に出来上がったのが「禱と稔」なのです。

ビジョン

日本酒造りは自然との対話から。自然の恵みを最大限に活かした酒造り

良い米無くして、良い酒無し。良い土無くして、良い米無し。福光屋の酒造りは、農家と共に行っている良い土づくりの研究から始まります。また、酒造りを支えているもう一つが水。お酒の8割が水で出来ており、水質がお酒の味に関わることはもちろん、麹菌や酵母にも影響を与えるのです。福光屋の酒蔵に湧き出ている水は、およそ1世紀、100年前に霊峰白山の麓に降った雨が地中深く浸み込み、酒蔵の直下150メートルにたどり着いたもの。土や水に寄り添い共に歩んでいくこと、自然の恵みに感謝し、自然ならではの美味しさを生かすこと、そんなことを想いながら酒造りを行っています。

加えて、福光屋が大切にしているのが「伝統は革新の連続なり」という代々受け継がれている家訓。常に時代のニーズや価値観を汲み取り、望まれる日本酒の味わい造りに挑戦しています。近年では、「米の発酵」という技術を活かし、機能性食品や化粧品の事業も展開しています。

人や環境への配慮のかたち

ヨーロッパのワインからヒントを得た、熟成した日本酒の自然由来の味わい

禱と稔は5年ほど熟成された日本酒です。先代がヨーロッパのワイン産地を訪れた際、葡萄そのものを大切にし、良質なワインを熟成させるという文化から影響を受けたことが研究のはじまりといいます。良いお米を使い、適切な熟成を行うことで新酒とは異なる美味しい日本酒ができる。それが形になったひとつが、禱と稔なのです。禱と稔には、有機栽培した酒米3品種が使用されています。3品種をまるで3姉妹のように異なった味わいで表現できたそう。
・山田錦は長女、しっかりした正統派の味わいで前菜とともに楽しめる
・金紋錦は次女、少しおすましで洗練された風味が白身魚にぴったり
・フクノハナは末っ子、茶目っ気のある感じが、脂の乗った赤身の魚やお肉と相性抜群
有機認証を受けた蔵で丹精込めて造られた有機純米酒、福光屋の歴史と共に味わってみませんか。

商品レビュー

飲めば飲むほど引き込まれる、茶目っ気のある味わい

酒蔵の方曰くフクノハナは3姉妹の中でも末っ子にあたり、茶目っ気のある味わいです。一口飲んでみると、山田錦などのメジャーな酒米を使ったものと比べて、少し独特なコクや旨味を感じました。その独特さゆえか、おちょこ2杯・3杯と飲み進めるに連れ、どんどんとフクノハナの魅力に引き込まれていきます。熟成感のある日本酒が好きな方にはより美味しく感じるでしょう。

おすすめはサーモンのような脂の乗った魚のお刺身とのマリアージュ。お刺身の脂とフクノハナのコクが素晴らしくマッチします。今、私の口の中は幸福感でいっぱいです。

商品の特徴
・フクノハナが生み出す独特のコクと旨味
・飲めば飲むほど引き込まれる奥深さ
・サーモンのような脂の乗ったお刺身との抜群の相性

祷と稔の商品

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