WON
私たちが WON を愛する理由
犬のおやつに革新と、より豊かな愛を
私たち人間にとって一番親しい動物、犬。2020年の調査では、日本国内だけで約850万匹が飼育されていると推計されています。ペットとして飼っている方はもちろん、そうでなくとも親族や友人の家、あるいは道端や公園でよく出会う仲良しのワンちゃんがいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
その身近さを表すように「犬は人類の最良の友である」という言葉もありますが、最新のDNA研究によると犬と人間の関係は1万1000年前から始まっていたことが判明しており、人類が初めて生活を共にするようになった「最古の友」であるとも言えるそうです。
いつもは「あそんで!かまって!」と甘えん坊なワンちゃんでも、飼い主がちょっと転んだり痛そうにしているとすぐ近づいて来て心配そうな顔をしたり、元気がない時にはそれを察したかのように擦り寄ってきてそばにいてくれたり。
人間と犬の間では言葉は通じませんが、絶対に心や気持ちは通ってると信じられる何かがある。もはやペットや友達を超えて大切な家族の一員である。そう感じている方も少なくないと思います。
今回インタビューを行ったWON[ワン]は、私たち飼い主と愛犬にとって「最高のごほうび体験」となるドッグトリーツ(犬のおやつ)を製造/販売する、今年8月に生まれたばかりの新しいブランド。愛犬の特徴や性格ごとにパーソナライズされたおやつが届く、国内初のサービスです。
ワンちゃんに感謝の気持ちや「好き」という想いをもっと伝えたい。そんな愛犬家の想いを、安心できる素材で美味しく健康に良い特別なおやつを通じて実現しようとするWONの代表、兒玉さんにお話を伺ってきました。
立ち上げストーリー
愛犬への感謝、愛娘の疑問
– (今年8月の)ブランド立ち上げおめでとうございます。その経緯からお聞かせください
私は元々コピーライターとして勤めていたのですが、お客様の製品の宣伝やその魅力を伝えるという業務を通じて、自分自身でもなにかモノを売りたい、価値そのものを創り出して世の中に届けたい、という思いが強く出てきたんですね。
そこで思い切って独立して、犬用品のセレクトショップを立ち上げました。一年間続ける上で、もっとお客様との距離を近づけたいと思い、オリジナルブランドを創りたいと思うようになりました。ペット関連以外の事業に取り組んだこともありますが、自分にとって大切な存在である犬に関することがやりたいと思ったのがWONのスタートです。
– それだけ犬が大好きなんですね、私も大好きです
もちろん大好きですし、それ以上に感謝の気持ちがあります。昔実家で犬を2匹飼っていたんですが、そこまで仲がいいと言えなかったうちの両親の仲を繋ぎ止めてくれていたのは彼らでした。父が先に他界してからもずっと母に寄り添って、心の拠り所になってくれていたんです。
犬って本当に不思議で、言葉は話せないんだけど、人の気持ちはわかるんですよね。二匹がいなかったらうちの家族はバラバラになっていたと思っています。WONは、そういった犬が与えてくれる無償の愛への恩返し、といった側面もあったりします。
– WONを「おやつ」のブランドにしようと思ったきっかけは
今も自宅で犬を飼っているんですが、ある日おやつをあげているときに「それたべたい!」と息子に言われて。私は「だめだよ」と返したんです。そしたら息子は「なんで?」って。それに上手く答えられなかったんですよね。確かになんでダメなんだろう、なぜ自分たちが食べられないと思っているものを家族である愛犬に与えているのだろうと、ある意味深く刺さってしまって。
思い返してみると、それまではペットショップでなんとなく選んだおやつをなんとなくあげていて。どこか罪悪感のようなものがあったんです。よく分かんないけどとりあえずこれで、みたいな。それは変えなきゃいけないし、そう思っている愛犬家の方も少なくないだろう、ということでWONを立ち上げました。
ビジョン
飼い主と愛犬にとって最高のごほうび体験を
– 私も実家で犬を飼っていて、確かに「喜んでくれてるっぽいからいいけど、そもそもコレはなんだ?何からできているんだ?」とは思っていました
そうなんですよ。一応表示はされていますが、そこを見てもよく分からない食材や人間都合の添加物が入っていたりというのはまだまだ現実として多くあります。
ドッグフードで言えば、ここ数年で無添加やヒューマングレード食材(人間の食用にも適した食材)を使用したもの、さらにサブスクリプションモデルなど色々先進的な取り組みが出てきています。僕たちは、おやつの領域でもそういった取り組みや、また愛犬家のライフスタイルをもっと楽しいものにする新しいチャレンジが出来ればと思っています。
– WONではヒューマングレード食材を使うことに加えて全て手作りで行うなどこだわりが見られますが、そういった先行メーカーでのOEMなどは考えなかったのですか
もちろん考えはしました。その方がビジネスとしては或いは合理的だったかもしれません。
ただ、それで自分は自分の製品を自信を持って世に送り出せるのかと。それっぽいものを作って、それっぽいデザインで見栄え良くして売ることは簡単かもしれません。でもそれで本当にファンになってくれる人がいるのか、ファンになってほしいブランドだと胸を張って言えるのか。というところで、やはり自分たちの今出来ること、こだわりを全て詰め込んだ商品を、自分たちの手で作ろうと決めました。
私たちは、おやつを飼い主と愛犬にとっての大切なコミュニケーションツールだと考えています。だからキャッチコピーも「すきをおやつで伝えよう」というメッセージにしています。飼い主から愛犬への「好き」とか「喜んでほしい」とか「長生きしてほしい」とかそういう気持ちを伝えるための手段に、WONがなれたら幸せだなと思います。
だからこそ、愛犬一人一人の特徴に合わせた商品をお届けする「ワンソナライズ」や、人が食べても美味しい食材を届ける「FARM TO DOG」、食材それぞれに適した調理法で自家製造する「HOME BAKED」など、こだわり全部入り、といった商品になっています。
– おしゃれで洗練された商品とのコントラスト、背景にある熱く実直な思いが素敵ですね、かっこいいですとても
ありがとうございます。犬におやつをあげてる時間って最高じゃないですか。おやつの使い方は、ご褒美だったり躾のアイテムだったりと、人それぞれ色々あると思うんですけど、どんな使い方でもおやつのある場所にはハッピー感があると思うんですよね。
尻尾を振っていたり上目遣いをしていたり。私たち飼い主からの愛情も感じてくれてるんだろうなと思えるし、私たちも愛犬からの愛情を感じている時間。自然と笑顔になってしまうような、幸福な時間だと思うんです。
だからこそそこでは、安心できるもので、健康に良く、そしてもちろんとびきり美味しいものをあげて「好き」だとか「幸せになってね」という気持ちを伝えたい。
WONのドッグトリーツを通じて、飼い主と愛犬にとって最高のごほうび体験が生み出せたら、この上なく幸せですね。
人や環境への配慮のかたち
全ての体験を最高水準に
– 共感しすぎて実家の犬に早く会いに行きたくなってしまいました(笑)
犬だけではなく、人や環境に対する配慮もあるんですよね
そうですね、「飼い主と愛犬にとって」と銘打っているので当たり前ではあるんですが、飼い主さんの体験、商品を選ぶところから実際におやつをあげて愛犬とコミュニケーションをするまでを一つの体験として、その全体を素敵なものにしたいと考えています。今のところは特にwebにおいて、分かりやすく、共感できて、ワクワク出来るような買い物をしていただけるように日々改善を重ねています。また商品の梱包デザインも、上質感や期待感、おやつをあげるという行為へのワクワクを感じていただけるように設計しています。
食は自然との関わりが密接なので、当然環境への配慮といった面でも工夫していますし、今後も新たな取り組みを続けていきます。
例えばおやつメニューの一つである鹿のジビエは伊豆で繁殖しすぎてしまった鹿肉を利用したり、他の食材においてもフードロス問題などへの一助となる取り組みを考えています。それらを支える基盤として、全国各地の様々な生産者さんとの繋がりを得るための活動も行っていきたいと思います。
また、売り上げの一部を神奈川県で動物保護活動を行う一般社団法人アニプロさんへ寄付させていただいておりまして、犬や猫の保護にも関わっていければと考えています。
– 「愛犬家と愛犬のための最高の拠点」を作りたいとも伺ったのですが
まだ未来の話にはなってしまうのですが、ドッグトリーツを製造する工房や宿泊施設、レストラン、ドッグランなどが一体となった拠点を作りたいとは考えています。
“with dog”(犬と一緒でも大丈夫)な施設はありますが、”for dog”(犬のために作られた)な施設はほとんどないですからね。それが出来たら最高ですし、やるつもりでいます。
– 純粋に最高すぎますね、出来たらすぐ行くので教えてください…とてつもなく応援しております。
本日は立ち上げ直後のお忙しい中、お話いただきありがとうございました。
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