日本香堂
私たちが 日本香堂 を愛する理由
人と香りの未来を奏でる、お線香といえばこの会社
「♫青雲~それは~君がみた光~」20代後半~30代以上の方であれば耳に覚えのある歌詞ではないでしょうか。どこかノスタルジーを感じる、青い空に悠々と浮かび上がる連凧の映像とあのメロディは人々に深く印象を残す名作CMの1つとして知られています。
青雲を発売する株式会社日本香堂は、そのCMの功績もあり日本最大の線香製造メーカーとして有名ですが、実はお線香だけにとどまらず日本伝統の「香り」を継承し世界への発信も行う業界のパイオニア。現在では線香やお香はもちろん、ルームフレグランスやボディオイルなど、毎日の生活に香りで彩りを添えてくれる多様な商品を扱っています。
日本の香りを研究し、伝承し続けてきた企業だからこそできること。香りと癒しを追求し続ける日本香堂のブランドストーリーをご紹介します。
立ち上げストーリー
日本の「香り」のパイオニア集団
日本香堂は、大阪に現存する老舗線香メーカーの東京出張所から独立する形で始まりました。その設立は1942年ですが、以来幾つかのメーカーや香舗と合併を重ねており、そのうちの一つ、天正年間に宮中御用をつとめた「香十」は1575年創業と、440年以上の歴史を持ちます(香十としての店舗は京都や銀座などに所在)。
現在でも同社のロングセラー商品となっている「毎日香」を生み出した「鬼頭天薫堂」(明治年間の創業、現在は鎌倉に所在)の始祖、鬼頭勇治郎。薫香づくりの天才と呼ばれた彼は、東洋の香木に由来する線香やお香の文化と、西洋の香水文化を融合した唯一無二の手法によってそれまで存在しなかった花の香りのお香を開発し、それが現在の日本香堂を支える技術の礎となっています。
また日本香堂は、線香業界の在り方や市場に対しても革新を起こし続けてきました。1967年放映開始、故・五代目三遊亭円楽師匠が40年にわたってナレーターを務めていた毎日香のテレビCMは、当時広告とは縁遠かった業界としては初となる画期的なもので、業界に衝撃を与えると同時に人々の心に深く印象を残しました。
さらに高度成長期にはそれまで仏具店や雑貨店で販売されていた線香の販路を、スーパーマーケットなどの流通チャネルへと拡大することで、線香やお香の文化を、より人々の生活に密接に関わる、親しみのあるものへと昇華させていったのです。
ビジョン
香りある心豊かなくらし
これは日本香堂の創業者の言葉で、現在に至るまで一貫して同社が追及してきたテーマ。ミッションステートメントの中にも「日本の香り文化を世界に広め、人々の心を安らぎで満たし、健やかで、いきいきとした時間を提供する。」とあります。
日本を含む世界中に、日本の香りの文化を発信し、それらを通じて人々の生活をより豊かで安らぎあるものにすること。これが日本香堂の使命、目指す未来です。
幅広い商品ラインナップ
お線香の製造販売から始まった日本香堂ですが、現在では人々の暮らしの多様なシーンに香りで彩を添える多くの商品やブランドを取り扱い、マッサージオイルやボディミストなどの「アロマベラ」、眠りをテーマにしたアロマブランド「アンミング」、ペット用アロマ「アロマワン」、和菓子を象ったフレグランス「香菓」など、その展開は多岐にわたります。
また、フランスのホームフレグランスの有名企業「エステバン」社や、アメリカで80年以上の歴史を誇るインセンス(焚香)の老舗「ジェニコ」社など、海外企業もグループ傘下に加えることで、日本の香りを世界へと発信する新たなチャネルを構築。それだけではなく、それぞれが長年培ってきた独自の文化や技術の相乗効果による香り文化の発展に寄与し、世界のフレグランス市場を牽引する存在を目指しています。
香りの文化を伝える活動
日本の香り文化を後世へ継承したいという想いから、日本香堂では過去数十年にわたり一般の方向けへの「香道教室」や公演活動を開催し続けてきました。さらにアメリカやフランス、アルゼンチン、ブラジルなど海外に於いても香道のデモンストレーションを行うなど、世界中の方々へ文化を紹介する活動に注力しています。
そのほかにも「お盆」の風習を子供達にも受け継いでいってほしいという願いを込めて2000年から開催し続けている「ふるさとのお盆の思い出」絵画コンクールが20年間でのべ100万点以上の作品を集め国内トップクラス規模のコンクールとなるなど、文化活動への貢献を積極的に行なっています。
人や環境への配慮のかたち
香りは自然と歴史の恩恵
香りは地球が育んだ自然の植物や、長い年月によって生まれた香木によってもたらされるもの。私たちの祈りや癒し、香りの文化を未来につなげるために、日本香堂では「Feel the Earth」をテーマに、地球環境の保護に対する企業としての姿勢を宣言しています。
1. 私たちは、原料・資材調達、生産、販売活動等の企業活動の過程で、地球環境に与える悪影響を最小限に抑え、次世代の人々が安心して暮らせるよう、知恵を絞り、持続可能な社会に貢献してまいります。
2. 地球の恵みを感じられる商品を開発・提供することにより、真に豊かなライフスタイルの創造に貢献してまいります。
環境への取り組み – 日本香堂について
また安心してお香を使ってほしいという思いから、これまで安全基準のなかった薫香の世界に独自の測定手法と基準を導入。お香の燃焼によって生じた成分を分析することで、定期的に商品の安全性調査を行い、より良い商品の開発に努めています。
香りにまつわる多くの商品を手がけ、文化の継承や発展に貢献し続ける香りのリーディングカンパニー、日本香堂。新たな商品や、次なる一手が楽しみですね。
商品レビュー
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